静岡式フットボールとは
ラグビーボールを使った、身体接触のない安全で楽しいニュースポーツです。
小学校学習指導要領の改訂に伴い陣地を取り合うゲームの中でも「Off The Ball」の評価が加わり、ボールを持たない時の動きも重視されています。タグラグビーへの系統性のあるルールとなり、鬼遊びに近く「ドリブル」は習得が不必要なためすぐに始められます。ラグビー初心者でも簡単にできる楽しいニュースポーツとして全国で採用されはじめています。
静岡式フットボールのススメ
メッセージ
小野澤 宏時 理事
ラグビー=「タックル、激しい、痛い」といったイメージが強いと思います。しかし、パスを後ろにしかできないため、ボールを持っている仲間を助けるには「声掛け」が重要なコミュニケーションになります。後ろにいるため身振り手振りで知らせることは少なく、後方から声で自分の位置を伝えパスをもらいながらボールを運びます。その「つなぐ」の難しさみんなで協力して突破していくことの楽しさを体感してもらえればと思っています。
経歴
- ラグビー元日本代表
- 静岡聖光学院中学校・高等学校出身
- W杯3大会連続出場(2003年、2007年、2011年)
- 日本代表通算81キャップ(日本歴代2位)
- ラグビー7人制日本代表(2005年W杯出場)
学校普及
新学習指導要領に沿ったプログラムと評価がついになった指導案を作成。教材研究だけでなく実技講習会を実施することで先生たちによる継続的なラグビー機会を作り出していく。
また世田谷区教育委員会とも連携し「探究的な学び」として道徳との横断的な学習も可能なプログラムとなっている。
いままで単発で行われてきた特別活動との連携を図り、事前に授業でラグビーを体験した子たちに、現役選手(静岡ブルーレヴズやアザレア・セブン選手)を派遣することで子供達の学習に厚みを持たせるよう工夫していく。
また世田谷区教育委員会とも連携し「探究的な学び」として道徳との横断的な学習も可能なプログラムとなっている。
いままで単発で行われてきた特別活動との連携を図り、事前に授業でラグビーを体験した子たちに、現役選手(静岡ブルーレヴズやアザレア・セブン選手)を派遣することで子供達の学習に厚みを持たせるよう工夫していく。
指導者講習
県内ラグビー団体の指導者実態を把握し、県独⾃のチーム登録ルールを作成。指導者のマルチスポーツライセンス取得を⽬指しブラッシュアップ講習会での他競技からの学びの機会を創出する。幼少期の⼦供へのラグビー普及のため⺟親世代に情報を発信。
大会開催
県内各ブロックでの⼤会(交流会)開催。⼤会ごとに⼤会エントリーを変更させ⼥性、⼦供、MIXなど⼤会⾃体に複雑性や変動性を持たせマルチスポーツへの⼊⼝を拡げていく。